1/100 DESTINY GUNDAM
1/100 デスティニーガンダム TRY  Ver.MG 製作について
製作・文 MASAKI

今回の製作コンセプトは、『MGのキットを使用せずにMG風に見せる』という事です。
1/100シリーズは同スケールのMGキットを基準にして考えるとキットの出来の悪さを考えさせられてしまいます。
1/100デスティニーは初期のMGと比べると同じクオリティーぐらいのレベルで作られているとは思いますが、近年のMG(Ver.2.0)などを見ている現状では、このデスティニーガンダムで満足できるのか?と言えば満足できていなのが現状だと思います。

そこでMG風を製作するにあたって基準とした、また参考にしたのはMG フリーダムガンダムです。
何故参考にしたかといいますと、もしMGデスティニーがキットとして出たら?を考えると一番出来の良いUC物でMGフリーダムをチョイス。
またMGデスティニーがキット化されたときを想定した、分割ラインetc...という事でMgフリーダムを参考にしてみました。
参考にしたMGフリーダムを見て、まずMGとは?を考えると主だった特長として例に挙げてみると

1.内部フレーム

2.広い可動範囲

3.精密・繊細なディティール

4.すらっとしたプロポーション

etc.......ではないでしょうか?

ではまず最初に1から順に説明いたします
1.内部フレーム
フレームを新たに作るとなるとMGフリーダムから流用した方がお手軽に改修できると判断しましたが、それではコンセプトそのものから外れるので却下し、いかにも内部フレームがあるように見せる工作をしました。

2可動範囲.
1/100デスティニーは可動部分が練られているのですが、MGではもっと可動範囲があるのでは?という事で、可動範囲および可動箇所を増やしました。

3.精密・繊細なディティール
3は1と重複する作業内容です。1の再現と伴に装甲にMGを参考にしたスジ彫りやモールドを追加して対処しました。
※各部の改修は画像を参考に説明します。

4.プロポーション
プロポーションについてはMGフリーダムのようなスタイルになるように、改修してみました。

後は画像を参考に改修箇所をご覧ください。
■今回のデスティニーについて■
今回は以前incomが製作した、デスティニーガンダムを超える物を、また1/144では再現できなかった部分等の反省をしてみようという事になりMASAKIとタッグを組みました。

まずはじめにMGを被せて…という案が出ましたが、それでは以前incomが製作した1/144とは違う形で表現してしまう・またそれではただMGを使った物としか捉えられないのでは?と思い今回はあえて1/100キットを使うがMGは一切使わない事と決めてMASAKIに製作してもらうことになりました。

さてMASAKIに注文した箇所なんですがMGキットをまずよく見て製作してもらう事。それからincomの物より上の物を!と注文をしました。
ところが途中の段階でデスティニーの何処を見てもMG風に見えないので、僕が指摘しデザインやラインを考え製作してもらいました。
結果が今回の形となりましたがいかがでしょうか?
MG風に見えるでしょうか?
まだまだやり残した箇所はあるとは思いますが、それはまた今度再チャレンジしたいと思います。
今回はMASAKIに感謝。本当に大変だったとは思います。

PS:incomが脱退して早10日近く経ちました。時間が経つのは早いものですね。今後のincomに期待して早く戻ってくることを祈って…

April 8 2006
Secret Lab 
代表 Lab
ここからは製作についての詳細を画像と共にご覧ください。 
■製作について■

基本工作(合わせ目消し・パーティングラインの処理等)→改修→ペーパーかけ(320〜600番)→サフチェック→表面処理(800〜1000番)→サフ→塗装

■頭部■
ヘルメットは前後に2mm延長し、後頭部トサカを延長。フェイスを削りこみで小型化。目にあたるラインを修正し、あごは上げ気味に。目は新造前後カメラにオーロラフィルムで光るように仕上げています。
首は頭部側と胴体側の間接を新造し取り付け部分を若干後方にしています。


■胴体■
肩関節は可動範囲を広げ、間接軸を隠すカバーを新造しました。コックピットハッチ上部のラインを修正、腰は削り込んで細みになるように、腰間接部を引き出し間接にし腰の入ったポージングが出来るようにしています。股間軸を2mmずらし、立ち姿を美しく。それに伴い広報部ロックを2mm延長、ビームライフル取り付け部にはポリキャップを仕込みました。フロントアーマーは下側に延長、サイドアーマーも延長しています。またサイドアーマーの上部はダクト状を開口し、スリット入りプラ板を仕込んでいます。リア甘ーはスプリング接続で可動させています。股間ブロックは若干大型化しスリット入りプラ板でデコレート。


■腕部■
肩アーマーはプライタ&エポパテで大型化。間接部を新造し、肘関節は2重関節化して可動範囲を広げています。手首関節カバーを新造し手はHDM(ハイデティールマニピュレーター)デスティニーガンダム用2を使用しました。


■脚部■
股関節にボールジョイントを仕込み、太もものサイドには内部フレーム状のモールドを追加しました。膝関節と膝内部にもモールド追加。スネ部分の足首にWAVEのプラサポで5mmほど下にアンクルアーマーを下げました。その作業の為脚部を延長、形状は削り込みやエポパテで延長。足の甲を少し前にずらしています。


■バックパック■
羽が後方に向くようにバックパックを前後に延長。羽内部には内部モールドを追加してラインをエポパテ&プラ板で形状変更


■武器類■
ビームライフル先端マズル部分を大型化。アロンダイトは先端の白い部分の刃をエポパテで大型化し、グリップ部分をプラ板&プラ棒で新造大型化し延長をしています。高エネルギー長距離ビーム砲は赤い部分で延長しています。

■塗装■
全体的に明るめになるように塗装。但し白はトーンを落としぎみにしデスティニーの持つヒーロー的のような悪魔的ような部分を表現すべく試みました。

※基本的にフィニッシャーズカラー中心で塗装しています。

●白 ファンデーションホワイト+ファンデーショングレー
●青 スーパーファインコバルト+蛍光ピンク+ファンデーションホワイト
●赤 ディープイエロー+ブライトレッド+ファンデーションホワイト
●黄 ピュアイエロー+ディープイエロー+ファンデーションホワイト
●黒 スーパーディープブルー
●グレー ファンデーショングレー+SDB
       ファンデーショングレー+ピュアブラック
●淡青 ブルーパープル+ファンデーションホワイト
●緑 ファンデーショングレーデイトナグリーン+ファンデーションホワイト
●他 グレーとシルバーで細部を塗り分け

■デカール■

WガンダムVer.ka用水転写デカール他

■コート■

最終的につや消しでコートしています。
以下詳細部分の画像  











武器類


全パーツ

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